宿題が減る
どうやら長男のクラスでクレームが出たらしい。
宿題が多すぎて終わらない。
土日も宿題漬けでどこにも出かけられない。
宿題よりも、家族とのコミュニケーションのほうが大切じゃないのか。
というのが親の意見。
確かに、新しい学年になってから、ヒーヒー言って宿題をしていたような気がする。
長男の処理能力が低いのか、単に量が多いのか。
深く突っ込んで考えたことはなく、家に帰ってすぐに勉強をするのは偉いなーくらいしか思っていなかった。
私が小学生だったころは宿題をやった記憶が一切ない。放課後みんなで外遊びする、テレビアニメを見る、本を読む、友達の家でファミコンをする、おやつを食べる。そんな記憶しか残っていない。
と考えると、宿題が多すぎるというクレームは的外れではない気がする。
だが、子供たちの将来を考えると、少しくらい宿題はあったほうが良い気もする。
ある程度強制的に勉強をすることで、勉強の習慣をつけることはとても大切だし、長男個人だけでなく、学校全体、ひいては日本全体の学力低下はやはり気になる。
最終的に学校の判断は「1日一つ以上、自主勉強をする」というものになった。要はやりたい人はたくさんやって、やりたくない人は軽いのをちょっとだけやってねというスタイルだ。
なかなかよく考えられた宿題だと思う。
宿題の量が家庭に任されたことにより、個人の学力の差が大きくなる可能性はありますが、近い将来テストや受験という形で順位づけられる運命なのですから、仕方ないです。
宿題が少なくなった!と喜んでいた長男ですが、1つ以上という言葉のマジックに騙されまくっています。
・今日授業があった教科、それぞれ1つずつってことだよ?
・1つ以上なんだから、2つくらいやらないと
・このくらいじゃ1にカウントできない
なんてことを言われ、結局やっている時間はあまりかわらないという…。
今は勉強の内容というよりも、習慣づけることが大切ですので、アメとムチをうまく使いながら、長男には頑張ってもらおうと思います。
ちょっとかわいそうですがこれも本人のため。
私も試験がんばるぞっと。
合格したら、一緒にナンカレーでも食べに行こうぜ。