戸締りよーし

日々低空飛行でも気にしない。できることからやっていきます。

うどん県

どうやら埼玉県をうどん県にしたいらしい。

 

インターネットの記事でなんとなく目にしてから気になっていた言葉なのですが、先日、うどんの手作り体験に長男と一緒にいってきました。

 

ただっぴろい会場には私のような親子が10組。部屋の中央にブルーシートが敷いてあり、本日使う道具類と思われるボウル、伸ばし棒(麺棒と言うらしい)などが置かれていました。

 

埼玉を日本一の「うどん県」にする会の会長の永谷晶久さんが冒頭に挨拶。

 

永谷さんは、東大うどん部名誉教授も兼任されていらっしゃいますが、良い意味でごくごく普通のお父さんで、見た目もずっと若い印象です。

 

おいしいうどんが食べられれば埼玉県が何位だろうと問題ないのですが、こういう運動をやられている姿を見ると、応援したくなりますね。

 

続いて、県庁のスタッフさんが当日のスケジュールをざっと説明し、スタート。うどんの作り方を聞いてびっくり。


小麦粉と食塩と水。たったコレだけを混ぜて寝かして伸ばして切る。こんなに簡単に作れるのか。

 

言うは安しで、実際にやってみると結構な重労働で、思うようにいかないことのほうが多かったのですが、長男と一緒に楽しく麺を作ることができました。

 

長男は生地をピザのように伸ばすところがとても面白かったらしく、夢中でやってくれましたが、コレが結構難しい上にかなりの力が必要。

 

隣のご家族はきれいな円に仕上がったのに、私達のところはマッシュルームみたいなヘンテコな形になってしまいました。

 

ごめんよ息子。

 

ですが、二人で「スーパーマリオのきのこみたい」と盛り上がったのでよしとしましょう。

 

元の形が悪かったのも原因だと思いますが、出来上がった麺の見た目は太さも長さもバラバラ。素人なので仕方がありません。

 

まずかったらどうしようと心配しておりましたが、湯がいて食べてみると想像よりもおいしいのに驚きました。やっぱり自分で作るからでしょうね。

 

好きなものは限界まで食べる長男の箸が止まらなかったので、彼も相当気に入ったと思われます。

 

今回は「さとのそら」という小麦を使いましたが、昔からある「農林61号」で作ると味わいが違うようです。

 

小麦粉をブレンドするのも楽しそうですし、パスタやピザにも応用できるので、とても夢が広がります。

 

体験会の帰りに、近所のスーパーに立ち寄ってみると、良く見る小麦粉に混じってしっかりと農林61号が陳列されていました。

 

値段は1Kgで400円。いつもの小麦をよりはやや高めですが、うどんにすると約10人前は確保できる。

 

麺ってこんなに安いのですね。

 

家でやると部屋中小麦粉だらけになるらしいので、思わずヌードルメーカーに手が伸びそうになりましたが、ここはぐっと我慢です。

 

来週末はスケジュールが合わず一緒にいけなかった長女も一緒にうどん打ちをしたいと思います。