木登り名人(自称)、ボルダリングに挑戦
長男にも何か習い事をさせようと思い、野球、フットサル、テニス、バトミントン、ダンスと候補を挙げたところ、珍しく本人からリクエストがあり、
「ボルダリングがやりたい」だと。
本人は高所恐怖症を自覚しており、それを克服したい思いもあるらしい。
こないだまで夜一人でトイレに行けなかったくせに、いつの間にかこんなに大きくなっちゃってと驚く私。
近所にあればよいなと思って調べたところ、いつの間にかしっかりとした設備ができていることを知りました。
子供向けの教室もあるとのことでしたので、さっそく体験することに。
スクールに参加して驚いたのが女子率。聞いてみたところ6~7割は女子とのこと。
ボルダリングは男女一緒にできますし、多少年が離れていても問題ないです。性別の違う兄弟でも、まとめて習い事に連れて行けるのはとてもありがたい。
さらに天気も関係ないし、服装は軽装でよいし、靴もレンタルしてくれるし・・・親からするといろいろと好都合な習い事なんですね。
肝心の習うほうはといいますと、意気込んでスクールに参加し、専用の靴を履かせてもらい、いざ壁にへばりついたのですが、これが全くダメ。
へっぴり腰だし、半分登ったら手も足も出なくなるしで、見ているこっちが恥ずかしいくらい。
私もたいして運動が得意ではありませんでしたが、もうちょっとどうにかなるだろうと説教をしたくなりました。
1時間の体験を終えて、本人も嫌な思いをしただろうから次はないだろうなと思いつつ、どうする?と聞いてみたら「くやしいから、絶対やりたい」だと。
本人は自称木登り名人で、うまく登れなかったことが許せなかったのでしょう。
こんなに悔しがるのは珍しいことなので、内心うれしく思いながらも「先生の話をよく聞いて、集中して頑張るんだよ」と伝え、通うことを決めました。
しばらくはボルダリングに一生懸命になってくれそうです。
目指せオリンピックとはいかないまでも、しっかりと見守りたいと思います。