親子のぼり
クライミングにすっかりはまってしまった長男。
もっと行きたいというのですが、学校や他の習い事の関係もありなかなか調整がむずかしい。
それに、週1回のスクール以外でクライミング施設を使うためには親も講習をうけ、認定証が必要といわれました。
認定証の取得には、結構な出費&試験がある?と思っておりましたが、話を聞いてみると講習をただ受ければよいというもの。
認定証があれば、子供にクライミング経験がある/ないにかかわらず、学校の友人数名程度であれば一緒に行けるし、長女を一緒に連れていくこともできる。
さらに、雨が降っても槍が降っても運動ができる。
ということで取得を決意し、先日1回目の講習に行ってきました。
運動ができる格好でとは言われたのですが、まさか私も上まで登るはめにはるとは。
子供にさんざん偉そうなことを言っておきながら、自分ができなかったらどうしようと思いつつ、壁に張り付きます。
レベル1は少し登りやすい傾斜がついており(スラブというらしい)、楽に登れました。
レベル2は90度の壁でしたが、これも特に問題なし。
なんだ、オレもまだまだできるなと思っていたのですが、最後にトライしたレべル3が強敵でした。
レベル3もほぼ90度なのですが、少しだけ仰向けになるような傾斜がついております。この数度の傾斜でこれほどまでに印象が違うとは。
壁に張り付いたとたんに、腕にかなりの負荷がかかっていることがわかり、体を支えるので精いっぱい。
「これはやばい、腕も足も動かない。。。」
片手になって体を支えるほど筋力はありませんし、足を上げようとするとバランスを崩して落ちそうになってしまう。
どこにどのくらい力を入れればよいのかさっぱりわからない。
ですが、こんなところでギブアップするわけにはいきません。
とにかく思いつくままに手を伸ばし、足を上げて、無理やり体を持ち上げて何とか頂上に。
降りるときも結構大変だったのですが、何とか無事に着地することができ、父親の威厳を保つことができました。
次の日はもちろん筋肉痛だったのですが、腕ではなく肩甲骨と肩のあたりを中心にひどい痛みが。もう年だから痛みが完全に取れるのに1週間くらいかかるんですよね。
とはいえまだまだできそうだという手ごたえをつかむことができました。
最近は「ウゼェ」とか言い始めて、そろそろ父親との距離を置きたいのかもしれませんが、もう少し付き合ってもらうからな。覚悟しとけよ~。