かわいいはわからない
長女に、がんばったご褒美にどこに行きたいかを聞いたところサンリオピューロランドと。
ああ、あそこか。確かに女の子は好きだと思うけど。。。
張り切って長女に話しかけたのですが、場所を聞いて腰が重くなったのは言うまでもありません。
あそこは私みたいなおっさんにはちょっといきずらい。
はじめはディズニーですら抵抗があったのに、サンリオピューランドはさらにハードルが高い。独身時代に彼女に行きたいと言われても、絶対に断っていたと思う場所の1つです。
○○遊園地は?○○水族館は?といろいろと案を出してみたのですが、誰かに似て頑固で天邪鬼なものですから、否定すると意地を張って「絶対にピューロランドがイイ!」とこうなったら私は折れるしかありません。
加齢とともに、羞恥心は薄れてきておりますので、まあ行くくらいなら何とかなるでしょう。
1時間も前に到着したのですが、オープン前には結構な列ができておりました。
カップル料金は適用されないよなと思いながら、窓口で大人1枚と子供1枚のチケットを買い最後尾に並びます。
10分もしないうちに入口に到着し、まずはお目当てのところにまっすぐ向かいます。
サンリオピューロランドと言うくらいですから、たくさん「カワイイ!」キャラクターが登場し、楽しませてくれるのですが、正直なところ、このカワイイという感覚が良くわからない。
子供や動物のかわいいさはわかるのですが、着ぐるみを着た人間を愛でて何が楽しいのか。中の人がどうやって外の様子を確認し、音を聞き分けているのか。運営側からどんな指示がでているのかなど、そんなことばかり気にしていました。
だからと言って、私みたいなおっさんがまったく楽しめないかと言うとそうでもないのです。
サンリオピューロランドはいつ見てもダンサーがものすごい。
以前はダンサーというとステージのにぎやかし程度にしか思っていなかったのですが、目の前でプロが踊る姿を見てしまうと、ダンスは間違いなくエンターテーイメントだと言い切れます。
今回もモデルみたいな素敵なダンサーが目の前で踊ってくれます。動きは超人的だし、迫力もすごいし、その表情には圧倒されてしまいます。
テーマパークといえばディズニーランドが有名ですが、あそこは人も多く、ダンサーを間近でみるためには相当の労力が必要になります。
その点、サンリオは屋内型の特徴をうまく活かしているなと思います。ダンサーとの距離は本当に近く、手を伸ばせは届くんじゃないかと言う距離。
そして、よくこのスペースであれだけのパフォーマンスができるなといつも関心してしまいます。
ハローキティーだの、ダニエルだのぽむぽむプリンだのグデタマだの、ター坊だの
ケロケロケロピだの、シナモンだのキキララだの。。。
ああ、まだまだ言える。知らない間になんだかいろいろ覚えてしまっているぞ。
そんなキャラクターはあまり動けませんから、その分ダンサーが走る、飛ぶ、回転する。本当に恐ろしい身体能力です。
今回もショーを十二分に堪能することができました。
私みたいなおっさんが行くと、せっかくのテーマパークの雰囲気がぶち壊しになるのではないかと思いましたが、幸い面と向かってクレームを言われることもなく、スタッフの皆様方にも、ごくごく普通に対応していただき、なんとか無事に生還いたしました。
予算オーバしてしまいましたが、長女は大満足みたいだったからよしとするか。
だけど今度は母親と一緒に行ってほしいな。。。
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