サビオ→バンドエイド→キズパワーパッド
皆さん誰でも知っているバンドエイドのお話です。私には結構なカルチャーショックだったので、書き留めておこうと思います。
私がまだ子供だった頃は、ちょっとした怪我くらいだったらツバつけておけば治ると教えられました。
水でざっと洗い流すだけで、キズを消毒したりやカットバンを使ったりした記憶はほとんどありません。
先日不注意にも、木の破片に触れてしまい、けっこう派手に指を切ってしまいました。
まずは流水できれいに洗って、「ちょくせつあっぱっぽう、ちょくせつあっぱっぽう(直接圧迫法のことです)」と呪文のように唱えながら止血をしました。
しばらくすると血は止まったのですが、ずきずきという痛みがではじめました。
少しでも刺激を与えるとまたキズがひらきそうだったので、もういい年だし、キズの治りも遅いので、カットバンくらいつけておこうと思いました。
妻に聞いてみたところ、キズパワーパッドというものがあるから使っていいよということでした。
恥ずかしながら本日まで私はそのようなものがあることを知らず、「なにそれ?」と聞き返してしまったのです。
「ちょっと高級なバンドエイド。買ってしばらく経つけど、捨てるのもったいないからてめーが消費しとけ」とすんなり許しがでたので、使ってみることにしました。
ということで私のキズパワーパッド初体験。真ん中がやけに膨らんでいて、ぶよぶよしていて、薄いかまぼこみたいだなと思いました。
その物体をできたばかりの切り傷に張り付けたとたんに、嘘みたいに痛みが消えるじゃないですか。
え?なにこれ。とびっくりしてしまいました。
私の記憶にあるバンドエイドとは、あの薄っぺらい輪ゴムみたいな粘着部分と、気休め程度についている小さなガーゼ。
キズを保護することが目的なので、血が止まれば乾燥させるためにさっさととってしまっておりました。
それに比べてキズパワーパッドのすごいこと。
こちらはパッドの中に自分の体液を閉じ込め、その状態でキズを治療していく新しい方法とのこと。
風呂に入ってもしみないし、多少ぶつけてもなんともない。そして痛みもほとんどなく、知らない間にキズが完治してしまいました。
バンドエイドがこんなに進化していたなんて。
ちなみに高級といっていますが、そんなに高いもんじゃないです。
もしまだバンドエイドで止まっている方がいらっしゃったら、キズパワーパッドを試してみてくださいね。
結構感動しますよ。
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