戸締りよーし

日々低空飛行でも気にしない。できることからやっていきます。

はじめての海

埼玉県には海がない。
しかし、長男にとってはじめての海は意外と身近なところにありました。

 

ーーある日のこと
子供達が少し大きくなったので、近場であれば旅行をしても大丈夫だろうということで、なつやすみに海の見える旅館で1泊することを計画しました。

 

皆さんご存知の通り、子連れで旅行は結構大変です。
宿泊先は子連れでOKか、食事は大丈夫か、そこまでの移動手段にムリはないか。

 

気になるところはいろいろありましたが、
何とかなりそうという結論に達し決行することにいたしました。


旅行はもちろんですが、はじめて海を見る子供達の反応が楽しみで仕方がない。

 

「海はおっきいよ!きらきらしているよ。お魚たくさんいるかな?」

と、説明したのですが、いまいちピンと来ていない長男。

 

そりゃーそうでしょう。行ったことがない上、言葉も十分理解できない小さな子に、
海について語るほうが野暮というものです。

 

 

--数日後のある日の夕方。

昼間の暑さが和らいだ頃に一緒にお散歩に行くことにしました。

 

手をつないでしばらく歩いていたら、いきなり立ち止まる長男。
そして、目の前の田んぼまでよたよたと歩いていくと、両手をいっぱいに広げて

 

「うわー、きれいな海。」

 

だって。


どうやら田植え前の水が張っている田んぼを見て海と勘違いしたらしいのです。


うん。そうだね。確かにきらきらしてきれいだね。あなたからしたら相当大きいけどさ、ちょっと違う…。


--で、2ヵ月後
本物の海にいったときの反応は薄い薄い。


私「みてみて!海!すごいよね!」

長男 「…(無反応)」


近くにいたアリのほうが気になっていたみたいで、何の反応も示さない。
お前アリなんて家に同じのいるじゃないの!

 

その後水着に着替えさせて海につけてみたのですが、それでもたいした反応がなく。。。

 

旅館のでっかいお風呂のほうがうれしくて大はしゃぎ。

子供ってのはそんなもんですね。


田んぼに水が溜まり始めたこの頃に、いつも思い出すエピソードです。

 

田んぼ、はじめました。 (コミックエッセイの森)

田んぼ、はじめました。 (コミックエッセイの森)

 

 

トマトを食べたよ

帰宅中に嫁からLINEが来て、長女からの伝言が伝えられる。

 

「ビックニュースがあるから早く帰ってきて」

 

運動会のシーズンでもないし、お遊戯会や発表会の類はないはずだけどなと思いながら玄関のドアを開ける。

 

何かお話があるの?と長女に聞くも、照れているらしく、変なことを言ってはぐらかされる。


こんなときは待つしかないので、とりあえず風呂に入ってご飯を食べてると、長女が寄ってきて小さな声でこう言った。

 

「今日ね、トマト食べれたんだよ」


ああ、これがビックニュースと思える私はなんて幸せなんだろう。

そんなことを思いながら、大げさにほめようとしたら、また逃げ出す長女。

 

やっぱりちょっと照れくさいみたいですね。

 

大変なことも多いですが、こんな日は子供がいてよかったと心から思います。

次のビックニュースはいつかな。楽しみだ。

 

 

 

マサイ族にトランポリン

なぜ子供はベッドの上でジャンプするのか。

 

私はこれまでずっと畳に布団の生活だったので、旅行のときくらいしかベッドで寝たことはありません。

 

だからと言ってそのベッドの上でジャンプしようなんて思ったことはないですが、うちの子供達はベッドを見たらやたら飛び乗ってジャンプしまくります。

 

もう夢中になってジャンプするもんですから部屋中ホコリだらけ、ベッドはぐちゃぐちゃ。

 

そんなに飛ぶのが好きならば、自宅でできる小さなトランポリンでも買ってやるかということでamazonで検索。

 

すると5,000円くらいで、手ごろなのがあるじゃないですか。
色はもちろん赤。アフリカの大自然の中で飛びまくるマサイ族をイメージしました。


到着したら大喜びで、飛ぶ飛ぶ。
汗だくになって飛びまくり、挙句の果てに飛ぶ順番で大喧嘩。

 

しめしめ、これで運動能力も鍛えられるな。いい買い物したわー。

とはいえ飽きっぽい子供達のこと、1週間もてばいいほうかと思ったのですが、意外と飽きずに続けてくれ、1ヶ月くらいはほぼ毎日飛んでくれました。

 

それ以降はだんだん回数が減り、荷物置きになってしまったので、一旦しまっておきました。

 

我が家では半年くらいのペースで出したり片付けたりを繰り返していますが、出したときは毎回夢中で飛びまくってくれます。

 

トランポリン効果があったのか、ベッドではあまり飛ばなくなりましたので、当初の目的は達成したということになります。

 

何でもかんでも禁止の方向になっていますが、このように代わりのもので補ってあげれば、子供達のストレスも減らせるのではないかと思います。


ジャンプをするという行為は人間の本能に働きかけるものがあるのですかね。

小さな子供達でさえ理性を失うほど面白いんですから、マサイ族にトランポリンを与えたら、暴動が起こるに違いない。

 

そんなくだないことを想像しながら、この文章を書きました。